インターネット内はダイエットの失敗談であふれています。
青汁をダイエットに活用する人たちもいるので、ここで持つべきマインドセットや取り組み方法などをごく簡単に説明しておきます。
今回の話は青汁どうこうと言うより、減量を目指している全ての人たちに適用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ダイエットが失敗するパターン

ダイエットで失敗する人たちの体験談では、以下のようなことが多く見受けられます。
- 食べないダイエット
- ○○だけダイエット
- 激しい運動
ひとつずつ説明していきます。
食べないダイエット

食べなければ痩せます。当たり前の話ですが、体重の増減は基本的に以下のふたつに左右されます。
消費カロリー:体を動かすことによって使用したエネルギー
太りやすい体質の人でも、極端に食べる量を減らせば確実に痩せることができます。ただしその方法では体の美しい曲線を保つための筋肉も落ちてしまいます。
食べないダイエットが挫折すると抑え込んでた食欲を爆発させるのでリバウンドしてしまうというような話がありますが、実は食欲以外にも以下のようなマイナス面が存在します。
- 筋肉減少で消費カロリーが減る
- 太るスイッチが入ってしまう
筋肉は車で言えばエンジンです。エンジンが小さければ省エネです。そのように聞くとポジティブな印象を受けますが、人に置き換えると代謝が悪いということであり「太りやすく痩せにくい体質」ということです。
「太るスイッチ」というのは、極度に摂取カロリーが低いときに入ってしまう脳内のスイッチです。このモードがONになると体がエネルギーを温存しようと試みるので、結果として脂肪が落ちにくくなってしまいます。
この状態で食欲が爆発したときのことを考えてください。悪夢そのものですね。。
また食べる量が少ないと便のカサが減るので、結果として便秘になる可能性が高まります。これでは健康とは言えませんね。食べないダイエットは失敗例が数多く存在するので絶対にやってはいけません。
○○だけダイエット

日本人はいったい何度「○○だけダイエット」というフレーズにだまされるのでしょうか。このタイプのダイエットは、あなたが忘れた頃に名前を変えて再び登場します。
- キャベツダイエット
- 朝バナナダイエット
- リンゴダイエット
特に朝バナナダイエットが強烈でしたが、これだけで健康的にダイエットができるのであれば誰も苦労しません。
このブームが過ぎ去った後にも「朝バナナダイエット続けていますか!?」などというシールがスーパーマーケットで陳列されているバナナに貼られているのを目にしたことがあります。販売業者からしてみれば売れさえすればいいので、科学的根拠など必要ありません。
また「○○だけダイエット」では栄養が偏るという問題点があります。たしかに総じて野菜や果物のほうがお肉よりは栄養価が高いので、毎日から揚げやステーキばかり食べているよりかはリンゴやバナナのほうがいいでしょう。
ただし正しいダイエットとは健康的に痩せることです。栄養の偏りはダメです。
激しい運動

ダイエットを決心し激しい運動を行う人たちがいますが、これは挫折するパターンです。1-2週間でいきなりスリムな体型になれるとは思わないでください。
ボディビルを行う人たちは最低スパンを3ヶ月に設定しますが、ダイエットもそれくらいの期間を考慮に入れてください。
「1ヶ月で理想の体型になれた」という体験談もありますが、それはとんでもないことを成し遂げたので体験談として成立するのです。自分も必ずそうなれるという夢は捨ててください。
ダイエットには時間がかかります。覚えておいてください。
ダイエットが成功するパターン

ダイエットで成功する人たちには以下のような共通点があります。
- 朝・昼・晩食べる
- 長期のスパンで目標を設定する
- 自身の毎日の状態をチェックする
こちらもひとつずつ説明していきます。
朝・昼・晩食べる

ダイエットで成功する人たちは3食ちゃんと摂っている人たちが多いです。
以下の2つのパターンを考えてみましょう。
- 一日2食で1800kcal
- 一日3食で2000kcal
この場合「一日3食で2000kcal」の食べ方のほうが、ダイエットが上手くいく可能性が高いです。それは以下のような理由からです。
- 一日3食の方が胃腸の活動回数が多い
- 一日2食の場合空腹と戦う必要がある
食事は回数を分けてこまめに食べる方がダイエットには効果的です。一日5回くらいにするとより効果的です。
一日の食事回数を増やす場合、個々の食事量は減らすよう心がけましょう。
これがダイエットに効果的なのは、食事誘導性熱代謝という生理現象が関係するからです。
食事誘発性熱産生 / DIT(しょくじゆうはつせいねつさんせい)
食事をした後、安静にしていても代謝量が増大すること。
出典:e-ヘルスネット
引用の通りですが、食事を摂ると一時的に体が温かくなりますね。これは食後に代謝量が増加し熱を発散するからです。逆の言い方をすると、一番やってはいけないのは一日2回のドカ食いです。これは力士の食事方法です。
また一日2食の場合は空腹に悩まされる可能性が出てきます。このようにダイエットに対するモチベーションが下がってしまう方法は避けたほうがいいでしょう。
長期のスパンで目標を設定する

ダイエットは長期戦に持ち込みましょう。1-2週間後に理想の体型が手に入るなんてことはあり得ません。健康的に痩せたいのであれば、最低でも3ヵ月と考えてください。
焦る気持ちがある時点で、失敗の可能性が高まってしまいます。また食べたものの内容物で一日のうちに体重が1-2kg変わるのは日常茶飯事です。そのようなことに一喜一憂してはいけません。
一ヵ月で現在の体重の3%も落ちればかなり順調と言っていいです。60kgの人であれば一ヵ月後に58.2kgですね。
定期的に運動をすればその程度は簡単に落ちますし、食べ過ぎを自覚している人であれば食事の内容を見直すだけで目標は達成できるでしょう。
ダイエットは長期戦であり持久戦です。
自身の状態をこまめにチェックする

ダイエット中は体重計に毎日乗り成果を確認してください。言われなくても皆さんそうしているかもしれません。タイミングとしては朝起きてトイレを済ました後の一番軽い状態で確認するのがいいでしょう。
運動を始めたら健康になれたという話はたくさん存在しますが、それは運動どうこうと言うより、健康を意識するようになったことが要因というケースが往々にしてあります。
以前は口に入れているものに全く気を配らなかったが、真剣に肉体改造を始めると自分が食べているものに意識が行くようになります。
フィットネスクラブに通っている人たちの典型的な意識パターンは以下のようになります。
- タンパク質は摂れているか?
- ビタミン・ミネラルは摂れているか?
- 糖質・脂質を摂り過ぎていないか?
昔はカップ麺で夕食を済ませて人たちでも、運動を始めたとたん食べるものにまで変化が出てくるのです。
体を鍛える絶対的必要性はありませんが、食事を摂る際にその食べ物が自身に与える影響を考えるだけで、その後の体つきがかなり変わっていきます。
またカロリーを気にするのはいいですが、計算する必要まではないと思います。ダイエットを行う過程で面倒な作業を増やすと挫折する可能性が高まります。注意しましょう。
ダイエットに青汁がオススメな理由
青汁のメリットは以下のようなことです。
- 栄養不足を回避できる
- カロリーが低い
- 腸内環境を改善できる
上で説明した「食べないダイエット」や「○○だけダイエット」では栄養不足に陥る可能性があります。これは体調不良や吹き出物の原因になります。体重が落ちたからと言って不健康では意味がありませんね。
美とは健康であり、不健康な美などあり得ません。
また青汁はビタミン・ミネラルが豊富であり、その点ダイエットのサポートとしては極めて優れています。さらにカロリーが低いのもの特徴です。同等の栄養を食事から摂ると、青汁の場合と比較してカロリーは高くなります。
スムージーという選択肢もありますが、カロリーや糖質がやや高めで値段も青汁と比較して高額というデメリットがあります。ただし甘い分味は美味しいというメリットも存在します。

「腸内環境を改善できる」のは青汁に食物繊維が含まれているからです。この成分はあなたの腸内をお掃除しながらめぐっていき、老廃物などの余分な物質を便として排出してくれます。
腸など内面がキレイになると肌にツヤが出てくるなど外面にもいい影響が出てきますし、便秘がちの人であればそれだけでいくらか体重も減少します。
このように青汁にはダイエットを考えている人たちにとって多くの利点があるのです。あなたも仮に減量を考えているのであれば、青汁も選択肢のひとつに入れてみてください。
- 栄養たっぷりな上にカロリーが低く、腸内環境も改善できるのでダイエットに向いている