ドラッグストアに陳列されているものから通販タイプと、青汁には非常に様々なものがあります。

経験値が高い人であれば、それぞれの商品に記載されている情報から自身の好みに合ったものを選べますが、あまり慣れていない人は迷ってしまうかも知れません。
結果として単にメディア戦略に力を入れた、そのときの流行の青汁を飲んで終わりということになってしまう可能性があります。青汁で健康を手に入れるには飲み続けることがポイントになるので、そのときの流行りに乗って終わりではお金がもったいないだけですね。
そこで青汁を選ぶ際のポイントをごく簡単に記しておきます。
ポイント1:一杯あたりのコスト
価格をみる場合は、必ず一杯あたりのコストを確認しましょう。一箱単位の値段に惑わされてはいけません。重要なのは一杯あたりのコストです。

上の例では一見3,000円の商品Aのほうが安価に見えますが、一杯あたりの値段では商品Bのほうがより低価格なので、結果として商品Bのほうが安いと言えます。
通販タイプの青汁であれば、一杯あたり100-150円を基準と考えるといいでしょう。200円を超えるようであれば、さすがに高いと言わざるを得ません。
青汁と比較されるスムージーは200円を超える商品がザラにあります。
また商品に定められている一日に飲む回数もチェックしましょう。多くの青汁製品は一日に2包を基準としていますが、中には1包というものも存在します。

青汁は多めに飲んでも深刻な副作用が出るものではないのであなた個人の自由ですが、単純にお金がかかります。
※青汁に含まれる食物繊維を摂り過ぎると一時的にお腹がゆるくなる可能性はあります
ポイント2:原材料名と栄養素
多くの青汁がセールスポイントとしているのはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素です。
青汁を飲むことによってあなたが受ける恩恵は数多くありますが、代表的なところで言うと「お通じが良くなる」や「肌がキレイになる」などです。よって食物繊維量を確認したり、その他配合されている素材を確認することが望ましいです。
食物繊維で言えば、一日2包で2.5-4g程度摂れることが基準になります。また多くの場合原材料名は公式販売ページに記載されていますが、先頭から3番目くらいまでは必ず確認しましょう。
なぜかと言うと、JAS法により原材料名は重量順に並んでいるからです。

上のケースでは、この製品の主要素材は「あしたば葉茎末」ということが分かります。
販売をしている企業側からするとあまり知られたくないような情報もありますが、法律で制定されいる以上順序は守って記載する必要があります。
大麦若葉の青汁などでは大麦若葉粉末が先頭に書かれていることが多いですが、商品によっては水飴などの甘味料が先頭に記載されていることもあるので、原材料名は必ず確認するようにしましょう。
ポイント3:安全性のチェック

体内に取り込む以上、安全性の確認もしたほうがいいですね。特に食物アレルギーをお持ちの人は要チェックです。アレルギー表示は義務付けられており、必ず記載があるので確認するようにしましょう。
また人によっては青汁粉末に使用されている素材(大麦若葉やケールなど)が国産かどうかということも気になると思います。
通販タイプの製品に限っていえば多くの場合で国内産ですが、ドラッグストアなどで販売されている低価格商品では産地が中国ということもあります。異国の地で作られているからといって、必ずしも危険ということにはならないでしょう。結局のところ国内産かいなかということについては、購入する人の価値観の問題です。
ただし中には「無農薬の有機JASがいい!」という消費者もいるでしょう。そこはご心配なく。農薬不使用・無添加というのは多くのケースでセールスポイントとなっているので、そのような青汁を探すのは容易です。
なにはともあれ安全第一ですね。そのことはメーカー側も理解しているので、人の体に対してあからさまに危険な製品はありません。そこは安心しましょう。
ポイント4:青汁の味
味はかなり重要です。実際のところ美味しくない青汁でも飲み続けていると慣れてきますが、あまりに味がよろしくない場合は途中で挫折してしまう可能性もあります。

↑このような感想は口コミで度々目にします。せっかく購入しても飲まなければ、お金をドブに捨てるようなものです。
ハッキリ言ってしまうと、ドラッグストアなどで販売されているタイプの青汁は美味しくありません。中には飲みやすくするために、牛乳や豆乳などで混ぜることを前提としている製品も存在します。

リンゴジュースやオレンジジュースと混ぜてしまえばどのような青汁粉末からも青臭さは抜けますが、糖質が多くなってしまい朝に摂ると血糖値が急上昇してしまう危険性があります。
青汁の健康効果を有効活用したいのであれば水でシェイクするのが一番ですが、青汁本来の味は強くなります。
特にお子さんにすすめる場合、ケールなどを主要素材にした苦い味のものだと二度と飲んでくれなくなる可能性すらあります。
そのような場合はフルーツ青汁など、多少甘味料の入った甘めの商品を購入することをオススメします。味のことに関しては口コミなどでもある程度は判断できますが、やはり実際に飲んでみないと分かりません。
そこで「お試し品」という選択肢が出てきます。
お試し品という選択肢も


そのようなときのために用意されてるのがお試し品(トライアル)です。全ての商品に用意されているわけではありません。半々といったところでしょうか。
これには味や自身の体との相性の確認ができるといったメリットがあります。
青汁は健康補助食品なので飲むことによりあなたの体調は良くなりますが、人によっては個別の製品との相性が悪くお腹を壊してしまうなどということも可能性としてはあります。
だからこそお試し品で様子を見てみるんですね。多くのケースでは10包付きで1,000円程度のものなので、お財布にも優しいです。
ただし一人につき一度限りという制約があります。
「この青汁なら続けれそう!」と確信したら定期コースタイプを購入するというのが理想のパターンです。
ひとつだけ注意点があります。
多くの定期コースでは3-4回の最低購入回数が定められているので、購入する前には最低でもどの程度のコストが発生するのかを確認するようにしましょう。
