腸内環境の改善が必須!リーキーガット症候群の予防方法とは?

リーキーガット症候群は英語で表すとLeaky(漏れがある)Gut(腸)Syndrome(症候群)です。

つまり腸内で漏れが生じている現象です。日本語では腸管壁浸漏(ちょうかんへきしんろう)症候群ですが、一般的には英語にならいリーキーガット症候群と言われます。

様々な病気の元になると言われている、非常に恐ろしい症状です。

そこで今回はリーキーガット症候群が健康に与える影響と、その予防改善方法をごく簡単に紹介します。

補足
リーキーガット症候群は1990年頃から少しずつ注目を集めてきましたが、医学的に正式に認められている疾病ではありません。

2017年7月時点においても、あくまで代替医療の分野として扱われる症状です。

リーキーガット症候群とは網の目が広がった状態のこと

※以下「リーキーガット」

リーキーガットは腸内が慢性的に炎症に陥るなどの理由によって小腸粘膜に穴が開き、バクテリアや異物などが流れ込んでしまう症状です。ストレスや睡眠不足、またはアルコールの過剰摂取なども原因となるとされています。

またリーキーガットを患っている人には、幼い頃から「よく薬を飲んでいた」や「甘いものをよく口にしていた」などの共通点も確認されています。

もう少し掘り下げて説明します。

あなたが口にしたものは胃で消化され、小腸で栄養分が吸収されます。個々の栄養素は消化の過程で以下のように分解されていきます。

  • 炭水化物(糖質) => ブドウ糖
  • タンパク質 => アミノ酸
  • 脂質 => 脂肪酸とグリセリン

small-intestine-structure出典:あいーと

小腸内には粘膜でできた無数の絨毛があり、この部分から上記したブドウ糖やアミノ酸など分解後の非常に小さな成分を吸収し体内に取り込んでいきます。

別の言い方をすると、分子量が小さい物質以外はここを通過してはいけないのです。このように小さい物質だけを通すことを「腸管透過性(ちょうかんとうかせい)が低い」と言います。

ただしリーキーガットのように粘膜に穴が開いた状態の場合、規定サイズを超えた本来通ってはいけない異物まで取り込まれてしまうのです。つまりリーキーガットとは腸管透過性が高い状態のことです。

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例えるならば、網の目が広がってしまい不必要な物までも通過してしまっている状態です。このような形で紛れ込んでしまったバクテリアやその他異物は血液中に侵入してしまう恐れすらあるのです。

健康被害は多種多様

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リーキーガットにより血液中に異物が入り込むというのは、体からしたらまさしく「想定の範囲外」です。そして体は防御のためにアレルギー反応を起こします。

それが引き金となり発生する健康被害には以下のようなものが存在します。

  • 便秘
  • 食物アレルギー
  • アトピー性皮膚炎
  • 喘息などの呼吸器疾患

リーキーガットでは腸の機能が衰え消化酵素が不足気味になるので、栄養の吸収率が悪くなります。つまりしっかり食べているのに栄養不足に陥ってしまう可能性があるのです。

また食物アレルギーを発症する危険性もあります。そもそも食物アレルギーとは、食べ物に含まれるタンパク質が十分に分解されないまま吸収されてしまったときに引き起こされる体のリアクションです。

この現象はまさしくリーキーガットの特徴です。よってアレルギーを発症するのは当然の成り行きです。

ちなみに食物アレルギー自体は特にリーキーガットではなくても分解機能が完全ではない乳幼児に多く見られますが、年齢を重ねるごとに自然と改善するケースが多いです。

補足
リーキーガットは代替医療の扱いなので、どのような健康被害があるかについてはいまだに議論があります。

ただし異物の侵入で血液が汚れることにより数々の健康被害が発生するというのは特段不思議ではありません。

リーキーガットの予防改善方法

リーキーガット対策は一言でいうと「腸内環境の改善」です。これは腸内が荒れてしている状態において発生する疾患なので、当たり前と言えば当たり前です。

以下の3つの成分に重点を置くといいでしょう。

  • 乳酸菌
  • 酵素
  • 食物繊維

どれも整腸作用があり、あなたの腸をキレイにしてくれる物質です。

ひとつずつ説明していきます。

乳酸菌:腸内善玉菌を活性化

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あなたの腸内には細菌が無数に存在しています。菌とは言っても人の健康のためには存在してもらわないといけないものです。

大きく分けて以下の3つのタイプが存在します。

  • 善玉菌
  • 悪玉菌
  • 日和見菌

名前を聞いただけで善玉菌が重要だと言うことが分かりますが、乳酸菌はこの菌の活性化をサポートする成分です。そしてその過程で腸内環境が改善されていきます。

悪玉菌も肉の消化を助けるなど重要な役割がありますが、増えすぎてしまうと下痢や便秘の原因になってしまいます。

乳酸菌はヨーグルトや乳酸菌飲料などに豊富に含まれているので、それら製品を積極的に食べることをオススメします。

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酵素:栄養の消化吸収を助ける

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酵素は生物の生命活動において非常に重要な物質です。あなたの腸内での消化吸収プロセスに深く関わっており、不足気味になると腸内環境が乱れることが分かっています。

特にリーキーガットになると体内が酵素不足になるので、外から補ってあげる必要があります。野菜や果物に豊富に含まれていますが、ひとつだけ注意点があります。

酵素は熱に非常に弱いのです。48度で多くが破壊され60度で活性を失います。はっきり申し上げて破壊されてしまった酵素には使い道がありません。よって摂るのであれば生野菜や生果物という形になります。

缶詰タイプのフルーツは多くの場合で熱処理が施されているのでオススメしません。

最近は酵素サプリメントという形で販売もされているので、そういったものを利用するのもいいでしょう。

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食物繊維:腸内の掃除屋

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食物繊維は体内で消化されずに腸内をお掃除しながらめぐっていき、便という形で排出されます。栄養として吸収されないので、過去においては専門家の間でも役に立たない物質という扱いを受けてきました。

ただし整腸作用にとても深く関係していることが分かり、現在ではビタミンやミネラルと並び第6の栄養素とまで呼ばれています。

乳酸菌や酵素と同様に食物繊維を積極的に摂ることで腸内環境が改善すると、以下のような健康効果があることが確認されています。

  • 便秘や下痢の解消
  • 吹き出物の解消
  • 体重の減少

これらは美容に関心のある女性にとってとても大切ですね。

この成分は痛んだ腸のバリアを補強する作用があることが分かっています。さらに動物を使用した試験では「食物繊維が腸管透過性を低くする」というデータも出ているので、リーキーガットの予防改善に大きな力を発揮する可能性が高いと言えます。

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まとめ

リーキーガットは医療の世界で正式に認められているわけではありませんが、その注目度は少しずつ高まっているという印象があります。

予防改善のために乳酸菌、酵素、食物繊維という3つの成分を示しましたが、ようするに「腸内環境が乱れないように注意すること」というのが最大のアドバイスです。

当サイトは青汁の魅力を伝えるために開設したものですが、青汁の素晴らしい整腸作用は多くの人が実感しています。

リーキーガット対策に青汁を利用する絶対的必要性はありませんが、乳酸菌、酵素、食物繊維の全てを含む青汁製品も開発されているので、興味がある人は選択肢に入れておくのもいいでしょう。

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