「食べないだけダイエット」は絶対にリバウンドする!その明確な1つの理由

あなたはダイエットをしていますか?

残念なことに多くの女性が間違った方法を実践しています。

そこで今回は、なぜあなたのダイエット方法では失敗してしまうのかをごく簡単に説明します。

食べないだけダイエットは一番いけない

「食べないだけダイエット」をしている人を見ると思わず言いたくなることがあります。

あなたは太りたいのですか?

痩せたいのであれば、ちゃんと栄養は補給しましょう。

「食べなかったら痩せるでしょ」という考えには罠があります。もちろんそのような方法でも痩せることはできます。ただし同時に太りやすくなる体質を自ら作っているようなものです。

理由は簡単。それは脳が太るスイッチをONにしてしまうからです。

太るスイッチでリバウンド!

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太るスイッチは「体の倹約モード」と言ってもいいでしょう。

仕組み自体は単純で、以下のような順序で発生します。

太るスイッチが入る順序
  • 食べないダイエット開始
  • 体内が栄養不足になる
  • 脳が生命の危機を察知
  • 倹約モード起動!
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体内が極度のエネルギー不足に陥ると、体が脂肪を蓄えようと脳内スイッチを切り替えるのです。

結果として体がカロリーを消費しにくい状態へと変質するのです。これであなたはリバウンドする運命へと一直線です。

食事の量を元に戻せば、倹約モードはOFFになるのでは?」と思いましたか?

普通の食生活に戻しても倹約モードはしばらく続きます。つまり食べる量を元に戻しても、消費されるカロリーは低い状態のままなのです。

本当に厄介な仕組みですね。ここで冒頭の原始人の話になります。

太るスイッチは人類生存に必要だった

pyramid

ここで質問です。人類の歴史とはつまり何の歴史ですか?

答えは戦争と飢餓の歴史です。

21世紀の日本で生活していると飢えとは無縁ですが、昔の人たちは常にお腹を減らしていたのです。

hunting

人は数百万年ともいわれる歴史上のかなりの部分を狩りに頼っていました。農作の発達は長い歴史の中で見るとつい最近の話です。

ちなみに農作が主流になった後も決して安定した生活とはいえなかったはずです。歴史の教科書を開くと、ほんの数百年前の出来事でも「○○の飢饉」などという言葉を見かけますね。

このようにいつ飢え死にしてもおかしくない状況で生活しているうちに太るスイッチはできたのだと考えられます。

食べ物が欠如しているときは太るスイッチ(倹約モード)をONにすることで少しでも長く体が機能するというメカニズムは、生存の観点から見るととても合理的ですね。

ちなみに体脂肪にも同様の意味合いがあります。つまり運良く多くの食べ物にありつけたときに、将来のエネルギー源として体脂肪という形で蓄えておくのです。

    太るスイッチの役割
  • 食が安定していない過去において、太るスイッチは生存のために必要だった

こまめに食事を摂ると痩せやすくなる

太らないためには以下のことが推奨されます。

  • 運動をして筋肉を付ける
  • 食事をこまめに取る
  • 栄養をしっかり補給する

筋肉というのは車で例えるならばエンジンです。大きな筋肉はそれだけで大きなカロリーを消費するので、筋肉量が多い人は基本的に太りにくい体質と言えます。

スポーツ選手はたくさん食べるのにも関わらず引き締まった体をしていますね。もちろん運動をしているということもありますが、安静時も一般の人たちと比べて消費カロリーは多いのです。

「食事をこまめに摂る」というのは、通常であれば一日3回の食事を4-5回に増やすということです。この方法を用いる理由は以下のふたつです。

  • 血糖値の急上昇を抑える
  • 胃腸が働く回数を増やす
注意
食事の回数を増やす分、一回あたりの食事量は減らす必要があります。

ひとつずつ説明していきます。

血糖値の急上昇を抑える

「一回につき食べる量減らしても、一日の合計が同じなら意味はないんじゃない?」と思いましたか?

これには血糖値が関係してくるので、そこまで単純ではありません。

血糖値は血液中の糖分(ブドウ糖)濃度のことです。あなたが食事を取るとこの糖分濃度が上昇します。そのときに、その値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。

このホルモンはすい臓から分泌され血中の糖分をエネルギーとして筋肉やその他臓器へ運んだり、未使用分は脂肪として溜め込むといった働きがあります。

白米やパンなど炭水化物(糖質)が多いものを一気にたくさん摂ると血糖値の急激な上昇を引き起こしインスリンが大量分泌され、より多くの脂肪を溜め込んでしまいます。

よって体脂肪を抑制するには少量の食事をいくからの回数に分けて摂り、血糖値の上昇を緩やかにすることが大切なのです。

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過去に軽量級で隆の山という力士がいましたが彼は非常に太りにくい体質であり、困り果てた親方が彼にインスリンを投与していたことが発覚し問題に発展しました。

覚えている人もいるかもしれません。これはインスリンが体重増加につながることを悪用した例です。

青汁にも含まれる炭水化物と糖質の違いとは?そして糖質はなぜ太るのか

胃腸が働く回数を増やす

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胃腸が働く回数を増やす理由は簡単。これら臓器が働くとそれだけでカロリー消費になるからです。

これは食事誘導性熱代謝という生理現象です。

食事誘発性熱産生 / DIT(しょくじゆうはつせいねつさんせい)

食事をした後、安静にしていても代謝量が増大すること。

出典:e-ヘルスネット

ご飯を食べた後に体が温かくなりますね?これは一時的に代謝量が増加し熱を発散するからです。胃腸も体の一部であり動かすにはエネルギーが必要となるので、ある意味当たり前の話です。

一番危険なのは「一日2回のドカ食い」などです。

sumo-wrestlers

これは力士の食事方法です。ダイエットとは真逆ですね。

太りたくなければ栄養の補給を!

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太りたくないのであれば脳が栄養不足を察知して倹約モードに入らないよう、しっかりと栄養を補給しましょう。体脂肪の原因である糖質や脂質を控え、ビタミン・ミネラルなどはしっかりと摂るのです。

また一番美しくダイエットができる方法は、体に筋肉を付けることです。別にマッチョになれという話ではありません。体のキレイな曲線美は筋肉から来ているのです。そのことに多くの女性が気づいていません。

また筋肉はカロリー消費が大きいので、安静時にも多くのカロリーが消費されます。これがいわゆる「太りにくい体質」です。

ダイエットをするにしても、「食べないだけ」という方法だけは絶対に避けましょうね。

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