ユーグレナはお肉、魚、野菜などに含まれる59種類にも及ぶ栄養をいっぺんに摂ることができてしまうスーパーフードです。

日本では一般的にミドリムシと呼ばれますね。ただし虫ではなく藻の一種です。これを原料とした青汁、その名も「緑汁」が健康志向の人たちの間で人気を博してますが、実は粒タイプが存在します。
そんな一風変わった健康サプリメントをどうしても試してみたくて、実際に注文してみました。
後半では青汁タイプとの比較検証も記してあります♪
Contents
緑汁粒タイプの簡単評価
評価 | コメント | |
味 | ![]() |
錠剤タイプなので青汁の味が苦手な人でも問題なし |
成分 | ![]() |
スーパーフードのユーグレナをたっぷり配合! |
価格 | ![]() |
1包あたり129円というリーズナブルな価格! |
特徴 | 粒タイプにすることにより水で混ぜる必要すらない手軽さ! |
緑汁粒タイプがオススメな人

- 青汁の味がどうしても苦手な人
- 水で混ぜるという行為すら面倒だと感じる人
- 簡単に持ち運びのできるユーグレナサプリを探している人
- 日ごろから食の偏りを実感している人
粒タイプは青汁特有の青臭さを回避することができることが大きなメリットですね。
またその手軽さにも注目です。カバンやバッグの中にそっと忍ばせておけば、あとはコップに入った水さえあればOKです。レストランなどで食事の後に、その場で違和感なく利用できるのはものすごく便利でしょう。

↑こんなこと考えていませんか?このようなあなたに緑汁粒タイプはとてもオススメなのです。
ユーグレナにはビタミン・ミネラルの他にアミノ酸、不飽和脂肪酸なども含まれていて、市販されているマルチビタミン・ミネラルとは格が違う栄養価の高さです。
容易に取り扱えるので、忙しい毎日を送るあなたの健康新習慣に簡単に組み込めるでしょう♪
緑汁粒タイプがオススメできない人

粒タイプのサプリメントをオススメできない人なんているのでしょうか。。
「青汁はどうしてもその味が苦手!」という人たちはいますが、タブレットは水で飲んでしまうだけなので味に関する難点はありません。
緑汁粒タイプが向いていない人というのは、私には想像がつきません。
緑汁粒タイプが到着しました



手元に届いたものを取り出してみて感じたのが、そのパッケージの小ささです。手のひらサイズと言ってもいいほどのコンパクトさです。
記載されている情報によると、緑汁粒タイプ購入で支払われた金額の一部は栄養が必要な途上国の子どもたちに贈るユーグレナクッキーの資金になるとのことです。
私たちのように食べに食べまくっている日本人には実感が湧きませんが、お世辞にも裕福とは言えないような国の人たちは特定のビタミンが欠如することによる健康被害に苦しんでいたりするんですね。
ユーグレナはその点ありとあらゆる栄養を含んでいるので、そのような子どもたちの健康を支えるにはもってこいの食品なのです。
緑汁粒タイプを飲んでみる♪

破ってみると4粒のタブレットが入っていることが分かります。
袋の表面の材質はかなりしっかりとしていて、衛生面に優れているという印象を受けます。


直径は6-7mmくらいで、ものすごく光沢がキレイです。
なんの変哲もない錠剤に見えますが、この中にスーパーフードユーグレナが3億個も含まれているんです。考えただけで嬉しくなりますね♪
粒タイプは水で飲んでしまうだけなので、味に対する良し悪しは一切ありません。これがこの製品のメリットでもありデメリットでもあると言えるでしょう。
この粒を口の中で噛み砕いてはいけません!ものすごく不快な味がします。。
簡単に言うと、強烈な藻の香りが口の中に広がります。もちろんそのようなことをする人はいないと思いますが、一応警告だけしておきますね。
食用として使用される藻はユーグレナの他に、クロレラ、スピルリナなどがありますが、これらを含んだ青汁は磯の香りが口の中に広がるんですね。
人によってはこれに抵抗を感じる可能性があるので、その栄養を取り込みたいというだけなら粒というのはベストな選択肢です。
「どうしてもう飲み物として味わいたい!」という人にはオススメしませんが、そうではなく「スーパーフードユーグレナの栄養が欲しい!」という人には打ってつけです。

一回分が個別の袋に入れられているので、外出先でも容易に利用できるというプラスアルファのメリットもあります♪
緑汁粒タイプの素材であるユーグレナの健康効果を探る

ユーグレナには59種類にも及ぶ栄養素が含まれるという飛び抜けて優れたスーパーフードですが、多くの成分をいっぺんに摂れるのは健康面から非常に有益だと言えます。

これは一般的に「桶の理論」と言いますが、実際に特定の成分を大量に摂ったとしてもそれを相互に支える栄養素が抜け落ちていたりすると、その摂取した成分も完全には力を発揮できないのです。
「食事はバランス」と言われますが、これは本質を突いた言葉なんですね。
ユーグレナはその点以下のようにとても幅広い栄養を保有しているので、あなたの健康を多方面からサポートしてくれるのです。
- ビタミン14種類
- ミネラル9種類
- アミノ酸18種類
- 不飽和脂肪酸11種類
- その他7種類
ユーグレナはコレステロールや中性脂肪を排出してくれる

ユーグレナはパラミロンという物質を持つ地球上での唯一の生物です。
ユーグレナ成分のうち20-30%を占めるこの成分の表面にはミクロの穴が無数に存在し、あなたの腸内をめぐる際にコレステロールや中性脂肪などの不要な物質を吸着してくれます。
パラミロン自体は食物繊維の一種なので、体内で消化吸収されることなく最終的にはそれら回収物とともにトイレで排出されるのです。
コレステロールや中性脂肪を上げる食品には砂糖、脂質、アルコール、炭水化物などがありますが、以下のような食品に多く含まれていますね。
- インスタントラーメン
- デザート
- ビール
- ご飯・パン
「それって私がいつも食べてるものじゃん」って思いましたか?
そうです。現代社会に生きる私たちは気をつけていない限り、体内脂肪は増加していく運命にあるのです。そしてその解消に役立つのがパラミロンに他ならないのです。
実際にユーグレナを摂ることにより、中性脂肪の値が正常に戻ったという話は数多く存在します。

↑ユーグレナはこのような悩みを抱いている人のために存在しているのです。
ただし決してウェストまわりの悩みだけではありません。コレステロールや中性脂肪の値が高いと高血圧や動脈硬化を招いてしまいます。
いつまでも健康にいたい人は、そのサポート役としての高いポテンシャルを秘めるパラミロンを要チェックです。
ユーグレナの栄養吸収率は抜群に良い
野菜をはるかにしのぐユーグレナの利点はその93.1%という驚異的な栄養吸収率です。
栄養たっぷりな食品でも最終的に体内で消化吸収されなければ、単なる自己満足で終わってしまいますね。
よく知られた話ですが、野菜は堅い細胞壁に守られているためいくらかの成分はそのままトイレで出てしまっているのです。残念なことに、私たち人の体内には細胞壁を分解するセルラーゼという酵素が無いのです。

それとは違いユーグレナは薄い細胞膜で覆われているだけなので、摂取した大部分を有効活用できるのです。
「野菜を食べてるのに肌荒れや口内炎ができる・・」などの悩みを抱えている人は、実はその細胞壁に邪魔されていたんですね。
ユーグレナはこれらの解決に役立ちますよ♪
青汁タイプと粒タイプを徹底比較!

緑汁には通常の青汁タイプも存在しますが、ここから粒タイプと以下の2点で比較検証をしてみます。
- 成分
- 価格
ひとつずつ説明していきます♪
成分の違い
まずお互いの成分から見ていきます。

上の画像は緑汁のものです。

こちらは粒タイプのものです。
お互いの名称がすでに違うことがわかりますね。
- 緑汁:ユーグレナグラシリス含有麦類若葉加工食品
- 粒タイプ:ユーグレナグラシリス含有食品
緑汁は「麦類若葉加工」という文字が含まれています。これは大麦若葉のことを示してします。
赤で下線を引いているように、両方ともにセールスポイントであるユーグレナグラシリスは含まれています。
それ以外で共通の素材はクロレラ末のみです。これは淡水に生息する植物性プランクトンで栄養たっぷりなことで知られており、ユーグレナと同様サプリメントの原料として使用されることがあります。
ではお互いの独自素材で特に重要なものを抜き出します。
- 有機大麦若葉末
- 有機明日葉末
- スピルリナ末
緑汁に含まれている「大麦若葉」と「明日葉」は青汁の植物としてはトップクラスの人気を誇るものです。
大麦若葉にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、お通じの改善や美肌効果など健康を語る上で非常に重要な成分が多く含まれています。明日葉はカルコンという脂肪燃焼の働きがあるポリフェノールの一種を保有しているのでダイエット効果を目的として利用されることが多い植物です。
では粒タイプはどうでしょうか。

こちらには、いま挙げたような植物は含まれておらず代わりにスピルリナが配合されています。これは藻の一種でありながら、緑黄色野菜や淡色野菜をはるかに上回る栄養を保持するスーパーフードです。
スーパフードという言葉を使いまくっているので、全てのものがスーパーフードに思えてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。
これに分類される食品は少なく、単に緑汁粒タイプで多く利用されているだけです。
スピルリナの栄養素を他の種類の野菜と比較すると以下のようになります。
成分 | スピルリナ (4g) | 緑黄色野菜 (100g)* | 淡色野菜 (200g)* |
タンパク質 (g) | 2.5 | 1.7 | 1.7 |
食物繊維 (g) | 0.2 | 2.5 | 3.0 |
カルシウム (mg) | 44 | 58 | 54 |
鉄 (mg) | 3.6 | 1.1 | 0.6 |
β-カロテン (μg) | 7,400 | 2,770 | 204 |
ビタミンB1 (mg) | 0.13 | 0.08 | 0.08 |
ビタミンB2 (mg) | 0.16 | 0.11 | 0.06 |
ビタミンB12 (mg)** | 5.6 | 0 | 0 |
*代表的な野菜8種の平均値(「五訂増補食品標準成分表」による)
**微生物学的測定法による
スピルリナの重量は緑黄色野菜の25/1、淡色野菜に対しては50/1であるにも関わらず、それぞれの栄養素で両者に引けを取らないか、もしくはそれ以上ですね。
これら非常に高い栄養価により、腸内環境の改善、免疫力の向上、美肌効果などが期待できます。
このようにしてみると分かりますが、緑汁と粒タイプは同じような製品に見えて実は方向性自体が違うのですね。つまり緑汁の素材を単純にタブレット状にしたものが粒タイプということではないのです。
簡単に言ってしまうと以下のようになります。
- 緑汁:ユーグレナ配合の青汁!
- 粒タイプ:藻!
緑汁には大麦若葉や明日葉などが含まれているので、製品カテゴリーとしては明らかに青汁です。
粒タイプはそれとは違い、食用として使用されることのある「ユーグレナ」、「クロレラ」、「スピルリナ」という3つの藻が全て含まれています。
両者の違いはその色で確認が可能です。


粒タイプを砕いて無理やり飲み物にしてみました。その比較が以下です。

粒タイプは明らかに緑感が強いですね。ここらへんがいかにも「藻」です。それとは違い植物が配合されている緑汁は若干黄色を帯びます。
ちなみに、これマネしないでくださいね。はっきり言いますが、粒タイプを飲料として飲むと超が付くほどマズいです。。
一言でいうと「田んぼ」の香りが口全体に広がります。タブレット状にしていることに納得しました。これを青汁として販売してたら誰も買いません。

ちなみにユーグレナが含まれている数は1包あたり緑汁が5億個で、粒タイプが3億個と、そこだけを見ると緑汁に軍配が上がります。
価格の違い
価格は緑汁が勝ちです。
- 緑汁:3,000円(1杯あたり96円)
- 粒タイプ:4,400円(1杯あたり129円)
ただしこれはAmazonでの参考価格であり、出品者によって多少の価格の違いがあります。
緑汁か粒タイプ、結局どっち?

ユーグレナの素晴らしさを世の中に伝えるために設立された、株式会社ユーグレナが開発する緑汁粒タイプ。
どうでしたでしょうか?
「青汁タイプと粒タイプ。結局どっちのほうがいいんだ?」と思われるでしょう。
私の個人的な感想で言うのなら、「藻」を重視する粒タイプのほうをオススメします。タブレットということもあり、取り扱いも容易です。
飲むという行為自体が好きで、「どうしても飲料として利用したい」という人でなければ粒タイプでまず問題ないでしょう。
単品購入 | |
価格 | 4,400円 (変動あり) |
送料 | 無料 |
1杯あたり | 129円 |
内容量 | 34.72g (1.12g × 31包) |