野菜嫌いな子どもは実際に見かけますね。実はほっておくと、その後の進路にも響くほど深刻な問題なのです。
偏った食生活は栄養不足に直結します。

これは将来に渡り響くようなことなので、↑このような態度で軽く受け流さないことをオススメします。
むしろ「栄養不足を解消して、自分の子どもは他を抜いてほしい」くらいの気持ちを持つべきでしょう。
今回は野菜を食べないお子さんに及んでしまう、3つの悪影響を分かりやすく解説します。
Contents
野菜を食べない子どもの3つの弊害
厚生労働省が推奨する野菜の摂取基準は一日あたり350gです。残念ながら、これを達成している人たちは少数派です。
野菜嫌いの子は言うまでもなく、あまり野菜を食べることを意識していない子どもたちも栄養が足りていない恐れがあります。

お肉、ジャンク(ファスト)フード、コンビニ弁当など栄養価が偏った食事を続けていると、以下のような弊害が発生します。
- 免疫力の低下
- 学力の低下
- 低身長
ひとつずつ説明していきます。
免疫力の低下
免疫力が低下すると風邪を引きやすくなります。いわゆる虚弱体質ですね。
そうなると他の元気な子どもたちとは遊べなくなってしまい、学校で友達を作ることが困難になってしまう恐れがあります。

いつもひとりぼっちでは、子どもの人格形成に大きな影響をもたらしますね。また日本は大なり小なり学歴で人生が左右されてしまう側面があります。
現在は小学校のみならず保育園や幼稚園でも受験が盛んですが、肝心の受験日当日に風邪を引いてしまったら大問題です。将来のキャリアにも悪影響を及ぼしてしまいます。
「免疫力の低下」というと身体的なデメリットが真っ先に頭に浮かびますが、実は人生そのものに大きな影響を与えてしまう可能性があるのです。
学力の低下
「本人に勉強のやる気さえあれば学力は向上する!」などと思っていませんか?
それはその通りです。

ただし栄養不足に陥ると、勉強に対するパフォーマンスは確実に低下します。
勉強でカギを握るのは記憶力と集中力のふたつです。
「これらは生まれつきのもので、それ以外の要素は関係ない」と考えるのであれば、あなたは相当ナイーブです。
ハッキリと言います。栄養不足でこれらふたつの能力は確実に低下します。
人間の活動はほぼ全てにおいて体外から取り入れる栄養素に依存をしています。エネルギー不足の子どもは、本来持っている能力を最大限に引き出すことができないのです。結果として学力は低下します。
それがその後の進路や入社する企業のレベルにまで響くことは想像に難くありません。
低身長
栄養不足だと身長が伸びないということを否定する人はいないでしょう。昭和の時代は「高身長・高学歴・高収入」の3Kが理想の男性像などと言われましたが、身長が高いことは以下の点でいつの時代でもメリットです。
- ファッションが引き立つ
- 異性にモテる
- 同性から一目置かれる

全て見た目に関連することですが、これは科学的に説明ができます。
後頭葉に存在する人の視覚を司る視覚野は他の動物よりも発達しています。つまり人間は見ることから非常に多くの情報を得ているのです。何度説明されても不明瞭なことが、実際に見ると瞬時に理解できることを「百聞は一見に如かず」と言いますが、これは科学的に立証されているのですね。
人はなんだかんだで見た目が重要なのです。また子どもは低身長がコンプレックスになってしまい、それを将来に渡り引きずってしまう可能性があります。それは人間関係にも響きますね。
「私も夫も身長は高くないから」とあきらめないでください。体が栄養が満たされていれば身長は思いのほか伸びるものなのです。
簡単な例を示すと以下のようなデータが存在します。

- 男性:173cm
- 女性:161cm
- 男性:165cm
- 女性:154cm
同じ民族なのに全然身長が違いますね。ちなみに韓国人はよく食べます(そのぶん肥満の人も多いですが)。
栄養不足と低身長の相関関係は無視できません。
野菜を食べると良いこと三昧

野菜をしっかり食べ健康体を保つと、以下のような良いことがあります。
- 風邪知らず、病気知らず
- 学力の向上
- 高身長
つまり上で挙げた弊害の逆ですね。これらはあなたの子どもを確実に良い方向へと導きます。
元気いっぱいに育ち、受験に成功をし、友達に恵まれ、良い企業に就職でき、魅力的な異性もゲットする。典型的なバラ色人生ですが、それには子どもが野菜をしっかり食べ栄養で満たされるという前提条件があります。
まだ信じられないですか?ここでひとつ例を挙げます。
食事方法を変えたら成績が伸びた実例
何を食べるべきか―栄養学は警告するという本の36ページに「食事を変えたら成績が上がった」という項目があり、そこにアメリカでのエピソードが記されています。
概要を説明をすると、ニューヨーク市学区の給食の内容変更とその影響を調査したお話です。
1年目は食事の飽和脂肪酸と砂糖をカットしたということです。そしたらなんと標準学力テストの平均点が39点しかなかった学校が、1年目のテストでいきなり8点も上がり47点になったというのです。

次に着色料や合成甘味料を含む食品も避けるという試みしたところ、2年目には成績はさらに上がり51点になったのです。
3年目は前年と同じ食事にしたところ、成績も横ばいだったということです(下がってはいないんですね)。4年目には保存料を使用している食品も除いてみたところ、成績はまた伸び55点になったということです。
ちなみにこの期間中、教師の給料を上げたわけでもなく、教師一人当たりの担当児童数を減らしたわけでもなく、カリキュラムを変更したわけでもありません。単純に給食の内容を変更しただけです。
衝撃的ですか?これが事実なのです。
子供が勉強で最高のパフォーマンスを出すには十分な栄養が必要なのです。
野菜嫌いの子どもには青汁という方法もある
子どもが野菜を食べてくれない場合ドレッシングを工夫し味を誤魔化すという方法もありますが、実は結構簡単な解決方法があります。
思考を転換してください。野菜を食べないというのは、言い換えれば「栄養が不足する」ということです。つまり栄養さえ摂れればいいので野菜にこだわる必要はないのです。

ここで登場するのが、子供に必要なビタミンやミネラルたっぷりの青汁です。

いえいえ、とんでもありません。数多くの製品の中には高品質なのに1杯あたり30円程度で利用できる超低価格な青汁もあるんです。
しかも牛乳と混ぜると抹茶味に変身するという優れものです。カルシウムもいっしょに摂れてしまうので、まさしく一石二鳥ですね♪
お子さんの健やかな成長と明るい将来のために、一度検討してみてはいかがですか?